【米国市況】ドル152円台に下落、相互関税すぐに発動されず-株上昇 – 要約
米国の外国為替市場では、ドルが下落し、主要通貨に対して全面安となりました。トランプ米大統領は相互関税の導入を決定したものの、すぐには発動されないことが明らかとなり、円は対ドルで1%以上上昇し、1ドル=152円台後半まで強まりました。
注目すべき点
1. トランプ大統領が相互関税導入の決定を下したものの、実施までに数週間から数カ月を要する見通し。
2. 米国の生産者物価指数は市場予想を上回る伸びを示す一方、個人消費支出価格指数は低調。
3. ドルの下落にはウクライナ紛争の解決への期待などが影響し、米国債は上昇。
まとめ(このニュースの判断)
相互関税の導入が先送りされる見込みや、株式市場の上昇により、投資家心理が一時的に改善された可能性があります。ただし、今後の動向には相互関税やグローバルな貿易摩擦の影響が影を落とす可能性がありますので、市況の変化には引き続き注視が必要です。
[元記事はこちら]: https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-13/SRMOAFDWRGG000