2024年12月、前月比で消費は横ばいの状況で推移したと見られます。財消費はばらつきがありました。新車販売台数や家電の販売額が減少した一方、気温の低下により百貨店やアパレルでは季節商品の販売が増加しました。サービス消費は好調で、年末年始に旅行需要が増加したことで、旅客機輸送量や宿泊者数が増加しました。また、新幹線輸送量や外食関連も順調でした。
2025年1月、前月に比べて消費がわずかに増加したと見られます。財消費は順調に推移し、百貨店やアパレルでは春物の販売が好調でした。新車販売台数やJCBの家電消費額が増加に転じ、サービス消費も増加しました。また、年末年始と中国の春節によるインバウンド需要の増加により旅行需要が拡大しました。一方で、JCBの外食消費額は2カ月連続で減少しました。
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