ニュースのポイント
米国株市場が17日に続いて上昇。景気後退懸念の緩和や関税問題の後退が好感され、株価は上昇トレンド。一方、ドル円相場は149円キープ。
これまでの経緯
過去数日、景気後退懸念や関税問題の影響で米国株が揺れ動いていたが、2月の小売売上高の結果でトレーダーの安心感が高まり、S&P500種株価指数は90%の銘柄が上昇。また、ドルは11月以来の安値を記録し、米国市場に不透明感が広がっていた。
市場への影響を読み解く
小売売上高の結果にもかかわらず、S&P500種株価指数が上昇したことから景気後退懸念の緩和が株価に好影響をもたらした。一方で、ドルが11月以来の安値を記録し、市場参加者は短期的なドルの下げ止まりを見越している。
専門家はどう見る?
- アナリストは、景気後退懸念が解消され、関税問題が後退したことで、米国株価が再び上昇に転じたと分析している。
- 金融専門家は、FOMC会合に向けて市場は慎重姿勢を強めており、ドルの動向が注目されていると指摘している。
今後のシナリオと注目点
18日と19日のFOMC会合結果次第で景気指標の動向が変わる可能性があり、ドル円相場や米国株価に影響を与える。また、小売売上高の数字が景気の先行指標として注目を集めることになる。