【日本市況】長期金利が15年ぶり高水準、日銀利上げ警戒-株式上昇 – 要約
13日の日本市場では、長期金利が15年ぶりの高水準となるなど債券が下落しました。米国の金利上昇や日本銀行の利上げへの警戒感から売りが強まり、円は上昇し、一方で株式市場は大きく連続して上昇しました。
注目すべき点
– 米国での1月の消費者物価指数(CPI)の上昇により、金利スワップ市場では次回の利下げ期待が後退。
– 日銀の利上げ観測と米国の金利上昇が市場の買いを難しくし、国債市場は下落傾向。
– 新発2年債や5年債、20年債などの利回りが2008年以来の高水準を記録。
– 日本株は地政学リスクの後退や円安進行を受けて上昇。
– 外国為替市場では円高基調が続き、円が一時1ドル=153円台後半まで上昇。
まとめ(このニュースの判断)
13日の日本市場では、長期金利が15年ぶりの高水準を記録し、米国の経済指標や地政学リスクによる波乱が市場に影響を与えました。日本株は比較的強い動きを見せましたが、円高基調が続く中、市場は警戒ムードが漂っています。
[元記事はこちら]: https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-13/SR93VLDWLU6800