【米国市況】ドル152円台に下落、相互関税すぐに発動されず-株上昇 – 要約
相互関税の発動がすぐには行われないとの情報が明らかになり、ドルが下落した一方で、円は1%以上上昇し152円台後半まで買われた。株式市場は上昇し、テック企業の株価も好調だった。
注目すべき点
・トランプ大統領の相互関税発動に関する動きが注目されるも、実施には数週間から数カ月かかる可能性がある。
・米生産者物価指数(PPI)は予想を上回る伸びを示すも、PCE価格指数は好ましい結果となった。
・株式市場は上昇し、S&P500種株価指数とナスダック100指数は好調だった。
・原油先物は相互関税の不確実性から一時下落したが、金価格は上昇し過去最高値に近づいた。
まとめ(このニュースの判断)
相互関税の実施が先延ばしになったことで市場は一服し、株式市場は上昇傾向にあった。ただし、原油市場は不確実性から一時的な下落を経験した。今後は相互関税の動向や米経済指標の発表に注目が集まるであろう。
[元記事はこちら]: https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-13/SRMOAFDWRGG000