【米国市況】ドル152円台に下落、相互関税すぐに発動されず-株上昇 – 要約
外国為替市場ではドルが下落し、主要通貨に対して全面安となった。トランプ米大統領は相互関税の賦課に動いたが、すぐには発動されないことが明らかになった。円は対ドルで1%余り上昇し、1ドル=152円台後半まで買われた。株式相場は上昇。S&P500種株価指数は最高値に接近し、主要業種別指数が全て値上がりした。
注目すべき点
トランプ政権の相互関税発動のタイムラインが不透明であることが、ロシア産原油の供給リスクが緩和されるとの観測に相殺されている。
まとめ(このニュースの判断)
相互関税の動向が市場を左右しており、株式市場では引き続き注視されるポイントである。原油や金市場もトランプ政権の政策による影響を受けつつ、需要や供給のバランスが重要となる。